奨学金に思うこと。借りる前に知っておいて欲しいこと。
こんにちは。さちえです。
本日は奨学金について、強く思うこと、伝えたいことというテーマでお話をしたいと思います。あくまでも私個人の考えです。そんな人のもいるのね、という視点でご覧いただけますと幸いです。
安易に奨学金を借りて、上京したいというのが、心配で…
理解した上で選択したのであればいいのですが…
・奨学金を借りる前に知るべき現実
現在、日本学生支援機構の「平成30年度 学生生活調査」によると、奨学金を受給している学生の割合は、大学(昼間部)で47.5%の人が奨学金を受給しています。
およそ、半数の人が奨学金を受給していると言うことです。この数値をあなたはどうみますか?
また、奨学金の借入総額平均は324万3000円なんだそうです。およそ300万円ものお金を借金しているということです。
日本の大学生の半数が324万円の奨学金という借金を背負い、新卒で働き始める時から、毎月、奨学金の返済が始まります。金額の平均は、月1万6880円の返済です。
毎年奨学金の返済ができない人が出ており、その数は13人に1人、確率で言うと、7.65%です。
何が言いたいかと言うと、奨学金と言われると、大学での生活を想像して、なんだか借金であるかと言うことを忘れてしまいそうになりますが、借金であることには変わりありません。
奨学金という制度があるおかげで、本当に貧困で困っていて、学びたいのに経済的理由が原因で進学できない人を救済できる素晴らしい制度であると思います。
しかしながら、この制度をあまりに安易に使用している人が多く見られると、身近な人を見ていて思います。
借りている時は打出の小槌のようにお金が出てくるため、その現実に気づきませんが、返済が始まり、ようやくその借りた額の大きさに気づくといった人が多いと思います。
本当に必要な人はそのお金で自分の学びたいと思うものを精一杯学んで貰えば良いと思います。
今一度、奨学金は本当に必要か、金額をもう少し少なくすることができないか、考えてみましょう。
・奨学金は本当に必要?借りない選択はできませんか?
本当に借りないと行けませんか?、バイトをしたとしてもそれだけ必要ですか?
今一度考え直して欲しいです。
なぜなら、満額の奨学金を借りて、バイトもそこまで頑張るわけでもなく、学生の間に豪遊して、就職と共に奨学金返済が始まるという人が中にはいると思うからです。
豪遊とまでは行かなくても、お金が不足しているから、お金をお借りして、希望の進路に行くわけですので、メリハリをつけて、無駄遣いをしないようにお財布の紐は閉めるべきだと個人的には思います。
奨学金は闇金や消費者金融に比べれば2種であっても、利子は少なく、健全なお金を借りる先であることは間違いありませんが、奨学金を借りているのであれば、何かは我慢して貯蓄に努めましょう。
・奨学金=借金であることには変わりない
厳しいかもしれませんが、奨学金が借金であるというのが現実です。
この名前はなんとも、借金であることを忘れさせるような名前なので、よくないと思います。
『学生借金』という名前に変更してほしいぐらいです。奨学金という名前を作った人は何とも天才であると思います。笑
借金であること、お金を貸していただいて学業に励むということをお忘れなく、後悔のないように励んでほしいと思います。
借りる際は覚悟を決めて、借りよう。また、最大限有効活用を。
ではまた。さちえでした。